ライブやジャムセッションでの手拍子について

ライブやジャムセッションでの手拍子について、時々気になることがあるので書いてみたいと思います。

先日とあるジャムセッションに参加していた際、観客(その方もプレイヤー)が客席で、バンドの演奏中にずっと手拍子をしていました。少しアルコールが入りすぎているらしく、かなり大きい音で手拍子しています。手拍子のリズムもドラムのハイハットとはズレていて、私は音楽に集中しづらくなりました。平たく言うと、迷惑な人だな、と思いました。

賛否両論はあると思います。バンドによっては聴衆に手拍子を要求することもあります。パット・メセニー・グループのFirst Circleなどが有名でしょうか。あの場合は、観客のそれも含めた手拍子が楽曲の重要な一部(構成要素)になっていると思います。

しかし私が参加していたそのジャムセッションでの観客の手拍子は、プレイヤーにとってもリスナーにとっても余分なものだったような気がします。

その観客は演奏のあまりの素晴らしさに手拍子をはじめてしまったのでしょうか。それもあると思います。その意味では、観客にそれほどまでのグルーヴを与えることに成功したバンドは自分たちの演奏を誇りにして良いのかもしれませんが、自分自身の気持良さをひたすら発信しつづけるその観客は、バンドのリズム隊に対する敬意が欠けていたように思います。

他にもジャムセッションに参加しているドラマーの方が順番待ちのあいだ、客席でタンバリンを大音量で叩き続ける迷惑なシーンをよく目にします。その人は、まさに「順番待ち」をしているだけで、他人の音楽など聴いてはいないのでしょう。お店のマスターも、そのプレイヤーがお客さんでもあるせいか、なかなかはっきりと注意できないようです。

音楽の楽しみ方は人それぞれで良いと思いますが、プレイヤーに対する尊敬、そこで流れている音楽への尊敬がまず必要だと思います。そういうレスペクトの気持ちがあれば、恐らく手拍子をしても他人には不快に響かないのではないでしょうか。





ライブやジャムセッションでの手拍子について
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