一つのアイデアで弾き続けられない人が多い - Bruce Saunders

Bruce Saunders(ブルース・サンダース)の名言を紹介します。

コード進行上で演奏することに不慣れなギタリストによくある問題の一つは、一つのアイデア、テーマ、パターンあるいはモチーフを、コード進行を通して継続することができないというものだ。ギタリストはしばしば和声の変わり目でアイデアやラインを中断してしまい、それまでとは無関係の全く新しいアイデアで続きを弾いてしまうことがある。恐らくギタリストは「シェイプ」を弾くことに慣れており、即興を音楽的にではなく、視覚的にアプローチすることに慣れているからだろう。
source: Melodic Improvising for Guitar – Developing Motivic Ideas Through Chord Changes

ブルース・サンダースの教則本はこの本を含めて何冊か持っていて勉強を続けています。上の言葉を読んだ時、ドキッとしました。あるアイデアやモチーフを継続して行くためにはそのための練習や分析・観察が必要なのです。これは結構地道な取り組みになります。

その時々で思い浮かんだ小さいアイデア、それは2音でも3音でも良いと思うのですが、そのアイデアを維持したまま1コーラス、2コーラス弾けるか。勿論、リズミックな、あるいはインターバリックなディスプレイスメント等を自由に導入し、様々に変化させていって楽しんでいいのですが、基本的に同じアイデアで行く。あれこれと別のアイデアを注ぎ込まない。この練習はとてもためになるし、音楽的に成長できると感じています。

なお上の発言ではギター演奏において視覚的な手掛かりに頼ることが否定されているように見えますが、そういうことではない、とブルースは続けています。必要に応じてそういうデバイスに頼るのは良い、というわけで、実際この本でもダイアグラムはたくさん出てきます。ダイアグラムは使ってもいい、ダイアグラムに使われるな、という意味でしょう。

大事なのはとにかく一つのアイデアやモチーフを継続すること。それができる人・まだできない人には大きい壁があるように感じます。





一つのアイデアで弾き続けられない人が多い - Bruce Saunders
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