新世紀マイルス語録(13): 最後は直観を信じろ!

前回までのあらすじ: ぼくの名前はジャズギ・タブログ。ぼくはこれまで仮想現実の中に生きてきた。本当のぼくは体熱でA.I.に電力供給しているだけの存在であり、強制睡眠がもたらす甘い夢の中でジャズギターを弾いたり磯丸水産でホッピーを飲んでいたようだった。それらは全て空虚なイリュージョンだった。そして守護霊マイルスと預言者オラクルによると、ぼくはこの世界をA.I.から解放するための音楽戦士「ネオ」なのかもしれないという。ぼくは本当にネオという名前の男なのだろうか…






タブログ…これからお前に簡単なテストを受けてもらう…

マイルスがこれまでになく神妙な口調で言う。

これからお前に、2枚の写真を見せる…簡単だ…どちらが仮想現実、すなわちマトリックスで、どちらが現実かを、言い当ててもらう…

お前が本当に「ネオ」ならそれができるはずだ…それと言っておくが、回答を間違ってはならない…

もし間違ったら、どうなるんだ?

間違ったら…お前のこれまでの人生の記憶は消去されてしまうだろう…そして残りの人生は、乃木坂46のファンとして過ごすことになる…つまり…

つまり…死ぬ、ということか…? 

マイルスは2枚の写真を僕の前に提示した。1枚は「磯丸水産」の写真であり、もう1枚は「大庄水産」のそれであった。ぼくは激しく悩んだ。というのもぼくがこれまで生きてきた世界がマトリックスであるなら、「磯丸水産」もまたA.I.が作り出した居心地の良い空間に違いなく、仮想現実の一部に過ぎないからだ。すると、本当にリアルなのは「大庄水産」なのかもしれない…だが…

新世紀マイルス語録(13): 最後は直観を信じろ!

新世紀マイルス語録(13): 最後は直観を信じろ!

どちらが正解なのか…どちらが本物で現実なのか…ぼくにはわからない。理屈で言うなら「磯丸水産」は現実ではない。それはマトリックスの一部だ。しかし「大庄水産」のこのニセモノ感、磯丸を真似してみました感は一体、何だ…

考えるな…メロディを弾く時に理論は必要ない…それと同じだ…

心の中で鳴る音を信じろ…最後は直観を信じろ!

悩みつつも、ぼくは「磯丸水産」を指差しながら、こっちだ!と答えた。

その時、マイルスと預言者オラクルの表情が凍るのが、ぼくに伝わった。2人とも「あっ」という感じで口を開き、ぼくを見た。

新世紀マイルス語録(13): 最後は直観を信じろ!

やってしまったのか。ぼくの答えは、間違っていたのか…

(続く)※タブログ先生は腰痛のためしばらく休載します

新世紀マイルス語録(13): 最後は直観を信じろ!
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