手嶌葵さんの歌声に夢中

テレビ東京で夜23時から放送している「ワールドビジネスサテライト」という経済ニュースを見ることが多いのですが、そのエンディング・ソングが前から気になっています。「手嶌葵」(てしまあおい)さんという歌手による「東京」という曲で、これが流れると資本主義経済に疲れた中年男性である私の目から熱い涙が流れ出します。

心を奪われる声なのです。かすれた声ではないのでハスキーとは言えないのですが、乾いているのか湿っているのかよくわからない、綿飴のような声なのです(甘えているような声という意味ではない)。リリカルでありながらぎりぎりのところでベタになるのを回避しているメロディも、東京砂漠で疲弊する私の心に訴えかける歌詞もいい。

あんまり良い曲なので、買おうと思ったら、売っていません。YouTubeにもありません(あったけど流れている音楽は無関係なのでご注意)。この「東京」という曲、まだ発売予定はないのだそうです。そこで仕方なく、手嶌葵さんの他の音楽を探していたら、これにぶちあたりました。これもすごくいい。「岸を離れる日」という曲です。

やっぱり声が抜群に良いです。と同時に、この動画を見ていて、ものすごいコントロールで言葉の発音をしているのがわかって驚きました。ギターなら1つ1つの音を、本当に丁寧に、クリアかつ柔らかい音を出そうと頑張っているような感じ。

やっぱりトーンが大事。トーンが全て。このトーンがあってはじめて引き込まれる。トーンがあって他はダメだ、という場合には、未来はあると思う。でも、トーンはダメだけど他のものは良い、という場合、もしかしたら未来はないのかもしれない。トーンを何とかしない限りは。

「ワールドビジネスサテライト」のエンディング・ソング「東京」、皆さんも是非テレビで聴いてみて下さい。12時ちょっと前に流れます。

Aoi Works 〜best collection 2011-2016〜
手嶌 葵
ビクターエンタテインメント (2016-04-20)
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