ジャズギター・コード・コレクション(5):ジャズ・ギタリストにとっての「F」

私が最初にギターを手に取ったのは確か中学生の時なのですが、下の「F」というバレーコードはやはり難しく感じたのを何となく覚えています。こんなもん押さえられねーよ! と絶対思ったはず。きまって2弦がうまく鳴らないんですよね。懐かしい…

f

でも今となってはどうということもなくなりました。あんなに難しかったはずの「F」。これを本当に難しく感じたんだろうか、とさえ思います。

ジャズ・ギターをはじめると押さえるのがもっと難しいコードがたくさん登場します。下のC7(b9)あたりは、押さえにくさという意味で、ジャズ・ギターにおける「F」と言って良いのではないか、と思うのですがどうでしょう(※なぜF7(b9)で書いていないかというと、13Fルートならフレットの間隔が狭いのでそれほど難しくないと思ったからです。このコードはヘッド側に行けば行くほど難しくなります)。

C7flat9

ルートを弾かなければどうということもないですし、そもそもコンボ演奏ではイントロやエンディング以外ではまず使わないコード。ソロ・ギターではこれが押さえられると便利ですよね。私は最初、押さえられなかったです。これ、手首を痛めないよう練習する必要があります。姿勢を正してジョン・ストウェルみたいにネックを立てると押さえやすいです。

他にも下のC9(13)も押さえにくいコードではないでしょうか。7thと9thを薬指でバレーするのが大変だったな…というか今でも大変(笑)。これもルートを弾かなければ全然難しくないですが、13thが大変。b13thにすると少しだけラクかな…。ジョー・パスやケニー・バレルなどがガッツリ使いそうなコード。

C9nat13

9thをb9thにすると少しラクですね。13thもb13thにしてしまえば完全に余裕。あとハイフレットのほうだとそれほど大変ではないと思います。

C7flat913

とはいえ、難しいですよね。家にあるフォークギターで「F」を弾こうとして挫折した時の気持ちを少しだけ思い出します。とにかく、やっていればできるようになるものです。私は不器用なので、これらを実際の演奏で使えるレベルで押さえられるようになるまで、何年もかかった気がします。





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