進化するギター・ワイヤレスシステム 松竹梅3モデルのスペック比較

昨今のギター・ワイヤレスシステムは急速な進歩を遂げているらしく、低価格でコンパクトなモデルが続々登場しているようです。Jazz Guitar Forumのスレッドでも買って大満足、という投稿があり、個人的にも気になっている3つのモデル(写真下・左からLINE6 G10, XVIVE XV-U2, 中華製品のGetaria)についてカタログスペックや使用感を調査・比較してみました。

進化するギター・ワイヤレスシステム 松竹梅3モデルのスペック比較

松:LINE6 ギターワイヤレス RELAY G10

最も高価な松コース、LINE6 RELAY G10から見てみましょう。駆動時間やミュート機能等のアドバンテージは魅力。ただしジャックが電源ON/OFFを兼ねる三芯タイプのためアクティブピックアップやジャックインで電源の入るエレガット等では基本的に動作しないようです。遅延はどのモデルも実用上問題ないはずですが、カタログスペック的にはこの製品が最も優秀。

LINE6 ギターワイヤレス RELAY G10
実勢価格¥ 20,476
駆動時間8時間
充電時間3時間30分で最低8時間、30分で2時間30分、15分で1時間
伝送距離最大15m
遅延2.9ms未満
音質24bit
備考アクティブピックアップ・エレアコ等非対応(トランスミッターのジャックが三極、電源スイッチを兼ねているため)。アンプラグすると音を消してくれるので持ち替えに便利。形状のせいでジャックが入らないギターあり。初期不良報告やや多し。
LINE6 ギターワイヤレス RELAY G10
Line 6 (2016-06-15)
売り上げランキング: 1,785

竹:XVIVE ワイヤレス・ギターシステム XV-U2

続いて竹コース、XVIVE ワイヤレス・ギターシステム XV-U2です。レシーバーをそのままアンプに挿せるのでシールドいらずである点、アクティブピックアップのギターでも使える点でLINE6 G10より優れています。USB充電式。価格・スペック的にバランスの取れた製品という印象です。アクティブ派やエレアコ・エレガットでも使う方はこれ一択でしょう。

XVIVE ワイヤレス・ギターシステム XV-U2
実勢価格¥ 14,688
駆動時間約5時間
充電時間約1.5時間
伝送距離 約30m
遅延6ms未満
音質24bit/48kHz
備考アクティブピックアップでも問題ないらしい。抜く時は電源OFFにする必要あり。モノラルジャック。エレアコでも使用可。

梅:Getaria 2.4GHZ ギターワイヤレスシステム

最後は廉価な梅コース。なんといっても5,000円台という価格が魅力。Jazz Guitar Forumでの投稿を拝読するとかなり良いものらしく、安かろう悪かろうというわけではなさそうです。コストパフォーマンス的には圧勝でしょうか。サンプリングレートが他のモデルに比べて低いですが、自宅練習やセッションで気になるレベルではなさそうです。

Getaria 2.4GHZ ギターワイヤレスシステム
実勢価格¥ 5,996
駆動時間約4時間 ?
充電時間単三電池駆動
伝送距離30m
遅延不明
音質16bit/48kHz
備考アクティブピックアップでノイズ発生の報告1件あり。

購入のポイント:何を優先するか?

どの製品にも得意な点・不得意な点があるので、何を優先するかで決める必要がありそうです。エレアコ・エレガットやアクティブピックアップ搭載のギターで使用するならXVIVE一択。駆動時間やアンプラグ時のミュート機能等、より少ないストレスで使うならLINE6。価格重視でお試しするなら中華のGetariaといったところでしょうか。

見たところ中華製品はGetaria以外にも様々なものがあるらしく、下のDonnerというメーカーのものはGetariaよりやや高い¥ 7,200(記事執筆時点)。amazonレビューの評判もまずまずですが、ストラトには入らないらしいので要注意。他にも3,000円台の製品も複数ありますがヤバそうなものもあるので購入時はレビューを読んだほうが良いと思います。





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