「報道ステーション」のテーマ曲を演奏しているのがすごい人々であった件

積極的には全く見ない番組なのですが、テレビ朝日の「報道ステーション」をたまに付けるとオープニングで複雑なシンコペーションのジャズの曲が流れることに気付いていました。よくもこんな複雑なヘッドの曲を番組テーマに持ってきたな、と感心していたのですが、最近になってこれを演奏している方々がすごい人々であったことを知りました。

演奏メンバーは馬場智章(ts) 中村恭士(b) 黒田卓也(tp) 大林武司(p) 小川慶太(ds)(敬称略)。アップタウンでハイソサエティな感じの曲だなと思いました。「報道ステーション」の富川悠太キャスターをイメージして作られた曲だそうです。マンハッタン、みたいな印象です。

そうそう、報道番組のオープニングつながりで書いておきたいことがありました。このブログでは基本的にネガティブなことは書きたくないし、書かないように努めているのですが、放送30周年を迎えたというテレビ東京のWBS(ワールドビジネスサテライト)のオープニング音楽が、その30周年のタイミングでマイナーアップデートされました。これは、私のお気に入りの報道番組でした。

どうもそのオープニングテーマは、平原綾香氏の「スマイル スマイル」という曲のメロディの一部を使っていたように思うのですが、旧バージョンには悪い印象は持っていませんでした。それが「30周年記念バージョン」になってからは、アフリカ系男性の”Oh yeah!”みたいな叫び声と、中央アジアもしくは南米の原住民の音楽を想起させる、裏返った女性の声の歌唱が追加されたのです。

この音楽が私の耳にはどうにも騒々しく、ついには耐え難いものとなりました。恐らく「ワールドビジネスサテライト」の「ワールド」性(世界性)を強調しようとしたのだと思いますが、表現としてこれは非常に表面的で、安易でしょう。とにかく耳障りで、これがきっかけで私はWBSをほとんど見なくなりました。

キャスターが交代したり、エンディングテーマも寝る前にぴったりだった手嶌葵さんの歌声から、やや陽気な森山直太朗氏の歌に変わったことも原因ではあるのですが、あのオープニングがきつかった。30周年だからと言って何かゴージャスにしてみる必要はあったのだろうか。疑問です。

どうも音楽に「過剰な意味」を盛り込むのが、個人的に私はあまり好きではないのだと思います。「過剰なエネルギー」ならいい。でも「過剰な意味」は遠慮したい。音楽は「意味」から遠く離れたものとして楽しみたい。そういう気持ちがあります。「ワールド」だからといって黒人男性がウーイェー!などと叫んでくれる必要はないのです。

閑話休題。上の「報道ステーション」の音楽でドラムを叩かれている小川慶太氏はこんなこともやられています。

こういう音楽のほうが楽しいっす! オーケストラじゃなく、ポーケストラ。こういうのがいい。





「報道ステーション」のテーマ曲を演奏しているのがすごい人々であった件
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